CIOMSの動物実験に関する国際原則
Council for International Organizations of Medical Science 国際医科学団体協議会
- 生きたまるごと動物を用いた実験は必要である。
- 細胞系・コンピュータシミュレーション等を優先的に利用する。
- 動物実験が人類や一般動物の福祉に役立つことを確認する。
- 実験に適した動物種・品質を選び、使用数は必要最小数とする。
- 飼育環境を整え、無用な苦痛を与えない。または最小限とする。
- 動物が感じる苦痛の程度はヒトが感じるそれと同等と考える。
- 獣医学が適切と認めた鎮静・鎮痛・麻酔処置を実験動物に施す。
- 7.に反する処置は実験者自身ではなく、それにふさわしい組織が妥当性を判断する。
- 実験が終了した動物、耐え難い苦痛・慢性的苦痛があると判断された動物は安楽死させる。
- 獣医学的配慮に基づいて動物をケアする。
- 機関長には動物実験の人道的な管理と使用について教育訓練を行う責任がある。
みんなの評価
※5段階の簡単評価です。★を選択することで誰でも簡単に評価できます。皆さんのご評価をお願いいたします。